レーザーを使った
婦人科治療
Laser
「女性のからだに、やさしい選択。レーザーで低侵襲な治療を。」
当院では、大学病院での手術経験が豊富な院長が、検査(細胞診、コルポスコピー診、組織診)から治療(CO₂レーザー治療)までを、一貫して行っています。
そのため、大学病院などの高次医療機関に足を運ばなければ受けることができない質の高い医療を、身近なクリニックで全て行えます。
そのため、大学病院などの高次医療機関に足を運ばなければ受けることができない質の高い医療を、身近なクリニックで全て行えます。
子宮頸部異形成(上皮内腫瘍)に対するレーザー蒸散術
子宮頸部レーザー蒸散術は「外来日帰り手術です」。手術時間は15~20分程度で、痛みも非常に軽微です。
術後に短時間の休養後、帰宅可能です。レーザー蒸散術は円錐切除術のように「切る手術」ではないので、術中の出血量は極めて少なく、局所感染のリスクも非常に少なく、からだにやさしい手術と言えます。
術後に短時間の休養後、帰宅可能です。レーザー蒸散術は円錐切除術のように「切る手術」ではないので、術中の出血量は極めて少なく、局所感染のリスクも非常に少なく、からだにやさしい手術と言えます。
子宮頸部レーザー蒸散術のメリット・デメリット
メリット
- 将来で妊娠した時の早産のリスクが上がらない
- 局所麻酔・制脈麻酔のみでできる、所要時間は20分程度の手術
- 理療をした8~9割以上の方で病変が消失、日帰り治療が可能
デメリット
- 表面の悪い細胞レーザーを焼き飛ばすので、術後の 病理検査ができない
- レーザー手術終了後、施術した部分に「かさぶた」ができ、血が止まります。
- ただ、術後約4日~7週間でかさぶたが剥がれますので、術後しばらくしてから出血することがあります。
- レーザー治療後の傷が完全に治るまで約4~6週間かかります。
費用について
| 子宮頸部異形成レーザー蒸散術 | 12,000円程度(診察料、治療費、薬代含む) |
|---|
保険 3割負担の場合 ※入院の場合は別途
バルトリン腺嚢胞・バルトリン腺膿瘍
バルトリン腺は性交時に必要な潤滑液を分泌しています。
出口がつまると嚢胞を形成して、そこに感染が起きると膿瘍ができます。
抗菌薬を使ったり、穿刺をして膿を出したりして対処しますが、繰り返す場合は手術をすることで再発を抑えることができます。
当院では、炭酸ガス(CO2)レーザーを使った日帰り手術を行っています。
出口がつまると嚢胞を形成して、そこに感染が起きると膿瘍ができます。
抗菌薬を使ったり、穿刺をして膿を出したりして対処しますが、繰り返す場合は手術をすることで再発を抑えることができます。
当院では、炭酸ガス(CO2)レーザーを使った日帰り手術を行っています。
費用について
| バルトリン腺嚢胞切開術 | 6,000円程度(診察料、治療費、薬代含む) |
|---|---|
| バルトリン腺嚢腫瘍摘出術 | 12,000円程度(診察料、治療費、薬代含む) |
保険 3割負担の場合 ※入院の場合は別途
尖圭(せんけい)コンジローマ
主に性交渉によって、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで起こる性行為感染症(STD)のひとつです。
当院では尖圭コンジローマに対して薬物療法以外では、CO₂(炭酸ガス)レーザーによる蒸散術および切除術を行います。
本手術は局所麻酔で実施可能な「外来日帰り手術」です。手術時間は15~20分程度で、出血量は少なく、術中の痛みは軽微です。
術後に休養後、すみやかに帰宅可能です。ただし帰宅後に痛みの管理と創部のケアが必要となります。
| 尖圭コンジローマ蒸散術(切除術) | 9,000円程度(診察料、治療費、薬代含む) |
|---|
保険 3割負担の場合 ※入院の場合は別途
内視鏡治療
Endoscope
「大病院で待たずに、地域で専門的な内視鏡治療を」
当院では、子宮筋腫や子宮内膜ポリープといった病気に対して薬による治療だけでなく内視鏡を使ったを日帰り手術を行っています。
そのため、大学病院などの高次医療機関に足を運ばなければ受けることができない質の高い医療を、身近なクリニックで行えます。
そのため、大学病院などの高次医療機関に足を運ばなければ受けることができない質の高い医療を、身近なクリニックで行えます。
婦人科内視鏡手術の取り組みとホロジック社製機器の導入について
当院では、患者様の身体的負担を軽減し、より安全かつ精密な手術を実現するために、米国Hologic(ホロジック)社製の婦人科用内視鏡手術システム「MyoSure®(マイオシュア)」を導入しています。
このシステムは、特に以下のような治療に効果を発揮します
このシステムは、特に以下のような治療に効果を発揮します
MyoSure®の最大の特長は、子宮内をカメラで直接観察しながら、正常な内膜を極力温存しつつ、病変部位のみを正確に除去できる点にあります。
さらに、細径の機器を使用するため、静脈麻酔および局所麻酔での日帰り手術が可能であり、多くの患者様にとって受け入れやすい選択肢となっています。
さらに、細径の機器を使用するため、静脈麻酔および局所麻酔での日帰り手術が可能であり、多くの患者様にとって受け入れやすい選択肢となっています。
メリットについて
- 痛みが少なく、短時間で終了する日帰り手術が可能
- 入院不要・局所麻酔で対応できるため身体への負担が少ない
- カメラで確認しながら病変だけを正確に除去でき、子宮内膜を温存しやすい
- 術後の回復が早く、妊娠を希望される方にもメリットが大きい
従来のように入院や全身麻酔を伴わず、午後の半日で手術が完了するケースも多く、安心して治療に臨んでいただけます。
費用について
| 子宮鏡下ポリープ切除術 | 40,000円程度(診察料、治療費、薬代含む) |
|---|---|
| 子宮鏡下子宮筋腫摘出術 | 80,000円程度(診察料、治療費、薬代含む) |
保険 3割負担の場合 ※入院の場合は別途
更年期障害の治療について
閉経をはさんだ約10年間(45~55歳頃)に、ホルモンバランスの変化によって現れるさまざまな症状のことです。
発汗(ホットフラッシュ)、動悸、頭痛、冷え、不安、イライラ、抑うつ感などがあります。
発汗(ホットフラッシュ)、動悸、頭痛、冷え、不安、イライラ、抑うつ感などがあります。
-
血管の拡張と放熱に関係する症状
ほてり、のぼせ、発汗など -
その他の身体症状(不定愁訴)
めまい、動悸、胸が締め付けられる、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、
関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすいなど -
精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など -
閉経関連性器尿路症候群(GSM)
尿もれ、頻尿、ひりひり、乾燥感、性交痛、不正性器出血、かゆみ、下垂感、膀胱炎など
まず十分な問診を行い、生活習慣の改善、食事指導、カウンセリングを行うとともに、薬物療法を行います。
更年期障害の治療の中心は、ホルモン補充療法と漢方薬です。 必要に応じて、プラセンタ(メルスモン)、睡眠導入剤や抗うつ薬、抗不安薬、そのほか症状に合わせた薬を処方します。
※メルスモンは保険適用の薬剤です。
更年期障害の治療の中心は、ホルモン補充療法と漢方薬です。 必要に応じて、プラセンタ(メルスモン)、睡眠導入剤や抗うつ薬、抗不安薬、そのほか症状に合わせた薬を処方します。
※メルスモンは保険適用の薬剤です。
当院の手術症例について
当院では、地域の皆さまに安心して治療を受けていただけるよう、日帰り手術から入院手術まで、専門性の高い婦人科手術に幅広く対応しています。
大学病院で多数の手術経験を積んだ院長がすべての手術を担当し、安全性・正確性を重視した丁寧な治療を行っています。
大学病院で多数の手術経験を積んだ院長がすべての手術を担当し、安全性・正確性を重視した丁寧な治療を行っています。
- 2025年 当院の症例数
- 2024年 当院の症例数